「自信がないんです」
これまで本当にたくさん聞いてきた言葉。
でも、9年以上・1300名以上の外見に関わってきて思うのは、
本当に自信がない人は、ほとんどいないということ。
多くの場合、
自信がないのではなく、
「自分の外見が客観視できていないだけ」でした。
今日はそのことを、
スタイリストになる前の私自身の話も交えながら書いていくね。
「自信がない」と思い込んでいた頃の話
20代の頃の私は、
とにかく「自信をつけなきゃ」と必死でした。
食事管理をして体型を維持しようとしたり、
心理学を学んだり、
自己肯定感やマインドの本を読み漁ったり。
知識を増やせば、
心を整えれば、
いつか自然に自信が持てるようになるはずだ!と思ってた。
でも、正直に言うと
どれだけ学んでも、どれだけ頑張っても
少しも自信がつかなかった。
ファッション誌のモデルの洋服を真似ても
どこか野暮ったくて、
垢抜けない、ダサい、
そんな自覚もあって。
それでも当時の私は、
「これはまだ量が足りないんだ」
「もっと学ばなきゃ」
そうやって、自分を追い込みまくり。
今振り返ると、
自信をつける方法を無作為にしてて
努力さえし続ければ、「自信はつく!」
と思い込んでいました。

実は多かった「外見が今の自分に合っていない」ケース
これは、今お客様を見ていても本当に多い。
・中身はちゃんと成長している
・仕事や人生経験も積んでいる
・考え方も大人になっている
でも、
服・髪・メイクだけが
数年前の自分のまま止まっている。
すると、鏡を見るたびに
「なんか違う」
そんな小さな違和感が積み重なっていきます。
その違和感を、
人はよく「自信がない」と表現します。
でも本当は、
更新されていない外見が、今の自分とズレているだけ
というケースがほとんど。
無難な服が増えると、自己肯定感はどうなるか
外見に自信がなくなってくると、
多くの人が選ぶのが「無難」
失敗しない
浮かない
悪目立ちしない
確かに安心はある。
でも無難な服が続くと、
・人に褒められない
・自分でも気分が上がらない
・印象に残らない
結果、
「私ってこんなものかな」
という感覚に落ち着いてしまう。
無難は「今の自分を守る服」であって、
「これからの自分を連れていく服」ではない。
骨格診断・パーソナルカラーを自信につなげる考え方
骨格診断やパーソナルカラーは、
本来とても強いツールです。
でも
「似合う=安心」
で終わってしまうと、
自信にはつながらない。
大切なのは、
・今どんな人生フェーズにいるのか
・どんな自分で生きていきたいのか
・どんな印象をまといたいのか
そこに診断結果をどう使うか。
診断はゴールじゃなく、設計の材料。
ここが抜けると、
外見は変わっても自己肯定感は動かないままなんです。
外見が整ったとき、起きる変化
外見が「今の自分」にフィットしてくると、
多くの人に共通して起きる変化がある。
・人に会うのがラクになる
・服選びに迷わなくなる
・鏡を見る回数が増える
・自分を否定する時間が減る
「自信がついた!」というより、
自信が削れなくなる感覚に近いかもしれない。
変身じゃなく、「今の私」に戻るという考え方
私が大切にしているのは、
変身させることでも、若作りでもありません。
外見を整えるのは、
「今の私に戻る作業」だと思っています。
今の年齢
今の経験
今の価値観
それに外見が合ったとき、
人は無理をしなくても自然と強くなります。
もし今、外見に違和感があるなら
もし今、
「自信がない」
「なんとなくモヤっとする」
そんな感覚があるなら。
それはあなたがダメだからでも、
努力が足りないからでもない。
ただ、
更新のタイミングが来ているだけかもしれません。
外見が整うと、
人生の選択が、静かに強くなります。
私は、外見を整えることで
「自分を信じ直す人」を、これからも増やしていきたい。



