静電気の対策

広島 骨格診断 パーソナルカラー診断
パーソナルスタイリストの宮本彩です。

最近、寒さ、乾燥が続いていますね。

私の冬の対策は、「寒さ」と「静電気」

ボリュームのあるウールのトップスに、
スラックスパンツやサテンパンツなどの合わせることが多いのですが、
摩擦が増えて、足にビッタリついてしまいます。


↑これとか…

①静電気はなぜ起こる?

静電気は、プラスとマイナスの電気が結合しようとして起こる通電現象です。
ほぼすべての物体にはこのプラスとマイナスが存在し、衣類に使用される繊維素材にも、
プラスまたはマイナスの電気を帯びやすい特性のものがあります。

通常、重ね着などではプラスとマイナスは中性の状態で保たれていますが、
素材同士がこすれることで帯電状態が崩れるため、静電気が発生します。

②静電気が起きにくい素材とはどんなもの?

衣料繊維は、保水量の関係でマイナス電荷を帯びた素材と、プラス電荷を帯びた素材に分けることができます。
帯電列でみると化繊や自然素材に関わらず、
近い距離にある素材同士は同じ電極を持つことから静電気が起こりにくく、
距離が遠いほど静電気の発生が高くなるという仕組みです。

 

 

例えば、速乾性があり加工が容易な化繊のポリエステルは、帯電しやすい素材ですが、
綿のような親水性の高い自然素材と合わせると通電がスムーズになり、
静電気が起こりにくくなります。
逆に同じ化繊のポリエステルとナイロンでは帯電列に距離があり、
静電気を起こしやすくなる傾向があります。

1、持っている素材を確認する。
(特に摩擦が起きやすい、インナーとメインで着るもの。靴下の素材もチェックを)
今年は、無印の綿素材のインナーになって、トップスの静電気はなくなりました。

2、手をこまめに水洗いして放電。
3、摩擦が強いところは「静電気防止スプレー」をする。

こちらは、ドラッグストアで販売されています。
インナーにスプレーをしてパンツを履いたり、ニットを着ています。

 


モヘアのニットは暖かいのですが、静電気がよく出るので
こういったニットの時は、綿のシャツ、細身のデニムと合わせるようにしています。

 

 

ショップ店員さんも、静電気対策を聞いてみました。

・こまめな手洗い。
・植物に触れる。
・すごい勢いで、ドアノブや金属に触れる(笑)

冬は特に、素材がどう組み合わさるか?も考えると
快適にオシャレを楽しめます!

 

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